京都の異空間ロックバンド・ヘルミッショナルズがお送りする劇空間コラム。

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エレクトリックの羊飼い


この、混沌とした世界を整然と配置しながらも
最後は神に手柄を横取りされた謎多き半人半狼の正体とは如何に曇り

ノアの大洪水から彼らはこの宇宙の鋳型を掬い取り
まったく別の空間に当て嵌めた。
その別の空間というのが現在の血沸き肉踊るソーラーシステムである。

我々人類に対する彼らの具体的な貢献としては
ローマにあるセオリンピッチ・コロッセオにて
闘牛を六匹まとめて地獄へと葬り去ったその怪力を利用して
「スタニッダ(現在の高速道路)」を建設したり、
マヤの高地から落下して地面寸前で引き釣りあげるという
操り人形仕掛けの遊び「ユンボーン(現在のバンジージャンプ)」に興じたり、
両足の間に聳える三本目の足チャクラフットから炎を出し
恐竜を焼いてロンギヌスの剣で一口サイズに切り刻む
「ロニーロ(現在のサッポロポテトBBQ味)」を食すグルメ文化などがある。

しかしそんな偉大な彼らもついに
「隣人を愛せよ」という神の教えに反逆し
ゼウスの壮絶な力によって南の深海に沈められ
その6秒後に北の海から飛び出して窒息、、、絶滅とあいなる。

21世紀になった今も南極大陸にある昭和基地ではフィールドワーカーの
シルベスタ・スタマッコイがこの「エレクトリックの羊飼い」について
調査、いや空想しているという。
そして、ついに彼の旅行本がクロコダイルブックスからこの夏、発売となった。
一部の人類が待ち望んだ奇跡の誕生である。
価格は¥2200。彼がこれまで行ってきた
とてもイタイ活動をまとめたDVD付きでこの値段だ。
安い、安過ぎる。

そしてこの本のタイトルは
「柔道初段、セックス10段」。
この魅惑的なタイトル、実に男らしい。

しかし、本はわたくし不調法
かつ手もと不如意のため
やはり買わぬ喫煙
| 1号 | 趣味 | 14:52 | comments(1) | - |
今年度最大のお悔やみ!?
人生の師・赤塚これでいいのだ藤雄が亡くなった。

我々が子供のころは日曜日の午前中、
いいとも増刊号の裏で天才バカボンが放送されていた。

「子供たちがみんな教会に行かなくなった」
とペアレントがテレビ局に猛抗議して打ち切りになるという
社会問題に発展するほどの人気であった。

その後「天才バカボンZ」「天才バカボンGT」と
シリーズを続ける話が編集者から持ちかけられるが
赤塚自身は断る。

その脚本は後に"ちゃばてつや"が
「雷電為五郎」のくだりで採用した
というパクリ伝説はあまりにも有名である。


 昔憧れた漫画家という職業は尊い。
その愛すべきキャラクターやヒーローの
生みの親であり、また育ての親であり、
それは当たれば神の如し、
はずれれば犬畜生にも劣る生き物のくずと言われる。

万事、創造主と呼ばれる方は
やはり全知全能であるといわれるのは真実で
その中でも赤塚藤雄は今日、「バカボンパパ」という神になった。

今から雪駄に腹巻きで散歩してきます。
そして天高く
シェー 熱燗喫煙ニョロ

これでいいのだ
| 1号 | 趣味 | 23:37 | comments(0) | - |
無趣味道珍道中―努力の大切さ―
俺という人間はあまりにも趣味と呼べるものがないので
これではいかんなー、と思い、一念発起
習い事を始めようなどと思い立ってみたりした。
英会話、ドイツ語会話、フランス語会話、イタリア語会話
ヒンズー語会話、ティンバー語会話、
といろいろやってみたが何をやっても長続きがしない。

これで諦めては男がすたると次に
剣道、柔道、茶道、華道、空手、キックボクシング、料理教室
ピアノ教室、殺人教室、フェンシング、陶芸、体操、テニス、
ゴルフ、野球、買春、サッカー、ゲートボール……、
と色々手をだしたものの、やっぱり長続きしない。

一体なんでこんなことになったのだろうか?
と考えたら、実に簡単なことで
何をやるにしても、いきなりできる人などおらん訳で
退屈な基礎を学んで、ある程度できるようになった時に初めて
おもしろいぜ、愉快だぜ、たまらんぜよ、おほほほほ
となれる訳で、そこまでなるには退屈な基礎を一生懸命
血の汗と血の涙を流しながらこなさなければならず、そんなことは実に面倒臭いので
「つまらん」と言い訳して、酒をくらって不貞寝をしていたからである。

こんなことではいかんとまた思い、
誰か努力を必要とせぬ趣味を知っているものはおらんかな
と考え、友人の家に突然訪問することにした。
友人のアパートに到着するや否や、ドアを2,3度蹴っ飛ばし
「おーい、おーい」と呼びつけるも反応がない。
俺がわざわざ訪問しているのに、家におらぬとは何と不届き千万な輩であろうか
と思ったものの、ここには教えを乞いにきた訳で
あまり怒っても悪いなーと思ったので
『君の趣味を教えてくれ』
という貼り紙を扉に貼り付け、もう一回扉を蹴って
友人宅を後にした。


友人宅からの帰り道、釣り道具をもったおっさんが前から歩いてきた。
「これだ!」
と思い、俺は即座におっさんの弟子入りを決意した。
土下座しながら弟子入り頼み込むと、おっさんは即OK、弟子入り鞄持ちとなった。

おっさんの運転するオンボロカーに乗っていざ海へということになった。
海へ到着すると、おっさんが実に親切、丁寧に釣りの説明を始めた。
『こんな禿げのおっさんにできて、俺にできぬことなどは一つもあるはずがない』
という確信の元に、おっさんの話を真剣に聞き
時にはメモをとるなどの真摯な姿勢を見せた俺に胸をうたれたおっさんは
涙を流しながら、次の餌をつける工程の説明を始めた。
その餌を見るや否や、俺は
「こんな気持ち悪いもの触れるかー、死ね、ハゲ」
と叫び、その後5分ぐらいおっさんを罵倒、説教した挙句、2,3発どついて
オンボロカーに乗って帰宅した。

オンボロカーを川に捨て、帰途についた俺の目に飛び込んできたのは
明らかにオタクと思われる気色の悪い3人組だった。
俺は彼らと肩を組み2,3分話した後、仲良くなって
ついには彼らは落涙し、咽び泣きながら持っていたゲームソフトを
私にくれた。さっそく家に帰って、ゲームをした。
全然努力しなくても、主人公はどんどん強くなり
遂には滅茶苦茶悪くて、滅茶苦茶強いとされている悪党を
いとも簡単に懲らしめる実力を手に入れ、
この世に俺よりも強い奴はおらぬ、という状態になり
なんと言ったらよいのか、実に虚しいなー、と思ったのである。

この虚しさは努力していないからであり、
やはり、基礎は面倒臭くても努力を必要をすることを明日からせねば
という決意を胸に、酒を飲んで奇声を発して寝た。

| 三号 | 趣味 | 00:39 | comments(0) | trackbacks(0) |
歴史的ギャグ「中途半端やな〜」考察


言わずもがな何の変哲も無い天丼。
美味いでもなく不味いでもない。
味にして高いでもなく安いでもない。
そいでもって満腹になるでも物足りないでもない。

そんな時、食堂のおばちゃんに向かって私は
こう言い放つのである。


「嗚呼、つつがなき天丼よ」…





言わずもがな何の変哲の無い子野良猫。
可愛いでもなく不細工でもない。
特別人懐っこいでもなくそんなに無愛想でもない。
だからと言ってたまにワンと鳴くでもなく猫なで声も出さず。

そんな時、汗ばむコンクリートジャングルに向かって私は
こう叱ってやるのである。


「ニ゙ャー、つつがなき子猫め」…





言わずもがな何の変哲も無いインド洋。
洋とはいえ別に広いでもなく狭いでもない。
色をとっても青いでも黒いでもなく。
そう言えばここって西洋でも東洋でもない。

そんな時、この中途な海原に向かって私はいつも
こう叫んでいるのである。


「はやく人間になりたーい!っね」 …


バイナラ墓地へGO!
| 1号 | 趣味 | 00:11 | comments(0) | trackbacks(0) |
クールボー・ブルース


五円チョコ舐め舐め怪人クールボー
この世で一番嫌いなクランキー
二人を繋ぎ止めるもの

それは妬み嫉み僻み恨み辛み

ジングルはワンダフルボーイ
酒のつまみは天狗!天狗!天狗の鼻!
ヌボーッと伸びた天狗の其れは
クールボーのアレ其れどれ?

これ?

いんやこれ
えんやこれ
なんやそれ
あんがわれ

杏が割れ 甘が涸れ 酸が垂れ 漫画だぜ

ベイビー メイビー ビビビビ シェイキー

コブラが群れて暮らしてる。コブラが群れるなんて
世の中間違ってる。コブラは一匹でコブラ。
ゴリラも一匹…一頭…一体でゴリラ。
俺は二人で俺。

二人を繋ぎ止めるもの
それは栄光仁義薄命長寿情緒以外


ちゃんっ!

ザバババッ!
ズボボボッ!
ゼブブブッ!
ゾビビビッ!


ち…ゃ…あ… … ん
ぐたっ

「だいごろおーうっ!」
| 1号 | 趣味 | 00:42 | comments(0) | trackbacks(0) |
厄年の夏


42歳の元サラリーマン、木田は夏至を超えた今日もまた次の就職先探しに奔走していた。
 ―木田はある事情があって16年間勤めていたTV制作会社を半年前に辞職した。ある事情とは女がらみの事で、つまりは社内での四股がバレたのが原因だった。ある一人の女には浮気が元で殺されかけ、その他の社員からも白い目で見られ始めたのが一年前。その後も持ち前の心の図太さで数ヶ月やり過ごしたが半年前に四人の女が力を合わせて木田暗殺を企て、結局未遂に終わったのだけれども木田本人は全身502針縫う大怪我。女四人も刑務所送り。木田はその事件の日、丸一日色々なことを総合的かつ建設的に思慮した結果、辞職を渋々選択した―
 
 冷蔵庫の訪問販売会社の面接を終えたのが昼過ぎ。「今日も上手くいかなかったな」などと反省というよりも駄目男な自分に酔いしれるかのような余裕加減で自販機で買った緑茶を少し口に含んだ時だった。見た目高校生ぐらいの銀髪の青年が不意に話しかけてきた。
「あのぉ、国木田さんですよね?」

 「は?いえ、違います。というかあなた一体誰ですか?」

「いや、あのぉ、国木田さんですよね?」
 
 「いや、だから違います!何なんですか一体?」

「すいません。もう一度お尋ねします。国木田さんですよね?」
 
 「違います!ちょっと君、失礼だよ。私は国木田なんて名前じゃないし
  だいたい見ず知らずの君になぜそんな事答えなきゃいけないんだ!」

「すいません。違うんですよ。名前がどうこうじゃなくて。
 たぶんそうかなと思いまして。」

 「何が?何なんだ?」

「いやだから国木田さんかと思いまして。」

 「だから私は国木田じゃ無い!どっか行ってくれ!警察呼ぶぞ!」

「そうですか。すいません。てっきり国木田さんかと。僕の勘違いでした。
 すいませんでした、国木田さん似さん。」

 「ん?ちょっと待て!君!失礼じゃないかそれは!私は国木田では無いし
  それは君の勝手な思い込みだろ?なのに勝手に「似」にするんじゃない!」

「いや、すいませんそういうつもりじゃぁ。ただ、国木田さんでは無いことは
 わかりましたけど、もしかしたら国木田さん似の方かなと思いまして。なは」

 「…もうあかん!警察呼ぶ!」

「いやちょっと待ってくださいよ。話ちゃんと聞いてくださいよ。
 国木田さん似さん似さん…

…言うまでも無く木田はまたもや面接に落ちた。次は豆腐職人を目指す。
頑張れ木田!
| 1号 | 趣味 | 19:18 | comments(0) | trackbacks(0) |
二時間ちょっとの散歩道すがら


「その娘から手を放せ!」
紫のスーツの男は引きがねを引いた。
ッパーン
JRの職員が駆けつけた時はもう遅かった。紫の男がジャンプしたかと思うと屋根伝いに逃走。アコムの看板の上に乗ったかと思うと男は消えた。

神戸駅周辺を散歩しているとよく奇妙な光景に出くわす。この間なんかもこうだ。
「そのおばあちゃんから手を放せ!」
オレンジのジャケットの女は腕をまくった。
スッ
居酒屋の姉ちゃんが駆けつけた時はもう遅かった。オレンジの女が会釈したかと思うと通行人の鳩尾に右ストレートを一発。ジャンカラの看板を見上げた瞬間、女は消えた。

大阪駅周辺を散歩しているとよく奇妙な光景に出くわす。この間なんかもこうだ。
「そのキャスケットかっこええな、兄ちゃんくれや。」
白髪の爺は頭を掻いた。
ボリボリ
土木作業員が駆けつけた時はもう遅かった。白髪の爺が懐から子猫を出してきたかと思うと口笛をニャ―。工事中の無地の看板にイメージを膨らませるや否や爺は消えた。

京都駅周辺を散歩しているとよく奇妙な光景に出くわす。この間なんかもこうだ。
「フェアーアーユーナンチャラカンチャラ?」
黒人達に囲まれた。
ドシドシがやがや
目の前が真暗になった時はもう遅かった。黒人達が謎のレゲェダンスを始めたかと思うとジッポのライターを点火。あまりの迫力に意識が飛びかけ白目をむいてしまった…
数分後、黒人達はまだ踊っていた。

散歩って人生ですよね。
えっ何て?もう一遍言うてみぃ。
| 1号 | 趣味 | 01:21 | comments(0) | trackbacks(0) |
択捉の葉井くん


択捉は日本なのかロシアなのか?教科書ではロシアだけど日本であると信じて疑わない葉井くん。彼とは旧友であり腐れ縁でもある。弁当を忘れてきたからって当り散らすんじゃねえよ葉井て昔はよく思っていた。葉井は短気だ。中学の時の話、新任の先生が出席をとる時必ず葉井は「はい」と読まれては休み時間、怒ってトイレで禁煙パイポを吹かしていた。悪かったな〜あの頃の葉井は。葉井が与那国島から択捉に越してきたのは小学校2年の時で自己紹介のとき「日本縦断してきました葉井です、ちょっちねえよろしくどうぞ。」て瞳を輝かして言った時は一生友達なんかになるかと思っていた。しかし日本は狭いなと改めて思う。葉井と近所の公園で出会った。十年振りだ。見た瞬間葉井だと思った。でこが人より広いからすぐわかった。「おー、葉井じゃねえか、久しぶり。」「ん?うわっ、久しぶりだな〜、まさかこんなとこで会うとは。」一旦別れて仕事が終わったあと飲みに行った。全然面白くない。面白くなかったが彼は別れ際に「また択捉来いよ。」と言った。愛想にしても嬉しい。択捉へ帰ろう。やっぱり故郷が一番だ。択捉からこっちへ出てきて馴染めないままいた心の隙間に択捉の初夏の爽やかな風が吹き込んだ。でも葉井が面白くなかったのがちょっと嫌だった。
| 1号 | 趣味 | 05:44 | comments(0) | trackbacks(0) |
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