京都の異空間ロックバンド・ヘルミッショナルズがお送りする劇空間コラム。

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Meeting people is easy
上ノ丸の交差点で信号待ちしているとロックフェラーに逢った。
彼はこれから「世界銀行」に預金しに行くのだ
と言い残して明石城の外堀に消えていった。

東尻池近郊をドライブしているとマザーテレサに逢った。
彼女はこれから「平和集会」に参加するのだ
と言い残してウィングスタジアムの中に消えていった。

ポートアイランドでOPEN前のIKEAをチェックしに行く途中にワシントンに逢った。
彼はこれから「独立戦争」に参加するのだ
と言い残してイズミヤの中に消えていった。

柳原の高速入り口で象に乗ったダリに逢った。
彼はこれから凱旋門に行くのだ
と言ってJAFのスタッフと楽しそうに談笑していた。

最近やけに偉人たちに遭遇する。次また誰かに逢えるんだろうか…
「出逢い」は人生の醍醐味の一つである。
頭の隅でそう考えながら俺は大阪に向かって2号線を疾走していた。

岡本の閑静な住宅街で司馬遼太郎に逢った。
彼は「ここには街道はない」
と言い残して復活書房に消えていった。

御幣島の神崎橋でファーブルに逢った。
彼は「国境付近にこそ新種の昆虫が多く生息している」
と言い残して神崎川に消えていった。

梅田のリッツカールトンでビヨンセに逢った。
俺は「これは幻じゃない」
と心の中で叫んでタワレコに向かった。

meeting peaple is easy.
| 1号 | グローバリズム | 18:23 | comments(0) | - |
名言
かの有名なあの人は言った。

…有名なって誰やねんって、あの人やがな。あのー、あれ、あれよ。みんな知ってる人やって。あー、あれ、その、これ、あれ、出てこーへんがな。ちょっと待ってや。ど忘れや。おれも歳とったなー。今までこんなことなかってんけど。そんな焦りなや。今すぐ思い出すから。あのー、教科書にも出てくる、おまえも習ったって、あいつよ。あ、あいついうてもうた。めっちゃ固そうな顔して、しかめっ面で。よく落書きとかされとるわ。おれも落書きしたなー、あの頃。あの頃は僕も君も若くて、よく二人乗りで帰ったな。そんで路地裏で…て何言わすねん。ちゃうわちゃうわ、あのおっさんのことや。あ、おっさんいうてもうた。もーあいつよ。何か腹立ってきたわ。なんか頭モジャモジャで、ヒゲたらーんて生やして。ジミヘン?そんなええもんちゃうわ、こいつ。あ、佐藤蛾次郎や!て全然ちゃうわ。もうちょい渋い感じやったな。そう、なんか藤竜也みたいな。スカッシュでもやっとったらええねん。でも竜也ちゃう。石倉三郎でもないわ。コントレオナルドはやってないわ。なんかカレー好きそうな顔してたわ。あいつよ。地理やったか日本史やったか保健体育かなんかに出てきた気がする。もーそしたらおまえ思いだせや。

もー全然思い出せへんやん。もう誰でもええわ。こんなおっさんどうでもええわ。とりあえず頭ボサボサで男爵ディーノみたいなヒゲはやした石倉三郎似のおっさんということにしとこや。

ほんで、その人は言った。

あ、何言うたんか忘れてもうた。

| 2号 | グローバリズム | 22:32 | comments(0) | - |
アル中作家
中島らもが本の中で
酒のんで潰れて目が覚めたら原稿ができていた、
といったことを書いていた。
昔は、
「ほっほーん、人はそんなことができるのか、なるほど」
などと思っていたが、どうやらそうではないことが最近わかった。

先日お酒をたしなみ千鳥足で帰宅。
何か文章もしくは詩でも書いてやろうと思っていたのだが
睡魔のせいで、そのままゴロンと寝転ぶや否や、
次目が覚めた時は鶏が鳴いていた。

しかし、鶏の声で起きてみると枕元に何やら紙切れがあるではないか。
まさか、俺にも中島らものような才能があるのでは?
と一瞬期待した。
そんな期待はすぐに絶望に変わった。

というのも、その内容を見ると戦慄したのである。
なぜならば、そこに書かれている内容が

頼朝よいとも猿回し、ようやく頼朝猿回し
やっとのことで、宇宙に行って
魯迅もいっしょに猿回し

といったまったく意味不明の内容で、死にたくなる程の愚作だったからである。

やはり酒を飲んで文章が勝手にできているのは
中島らもしかいないんだなぁーと
故人を偲びながら、チビチビと酒を飲んで
意味不明の文章を書いて、今日も寝た。
| 三号 | グローバリズム | 23:13 | comments(0) | trackbacks(0) |
ボォボォ


対岸の火事には目もくれず
泣かしたあの子に自分を映す。
「おっかあ、おっとお、思い出を胸に旅に出やす。」
テクテクテク
四丁目のかどを曲がりしなふと思う。
みんな、自分が一番大事なんや、それが一番や。
五丁目まで行ってやっぱり家に戻った。
「おっかあ、おっとお、ただいま

ガッシャーン
出会い頭の事故!
ピンチに出た一言がこれ

「自民党をぶっ壊せ!」なんてな?
覆面さんに聞いてみな:-O
「ボォボォ」言うて怒ってますわ、ハハ。
| 1号 | グローバリズム | 23:59 | comments(0) | trackbacks(0) |
世界平和劇場


今日は隊長の命令でとある科学者と対談するはめになった。
だいたい俺みたいなもんにそのような命令を下す時点で隊長は間違っているのだが隊長には恩があるので私は二つ返事で会場へ向かうしかなかった。
会場に到着するとまるで科学者に見えない、どちらかというとハードゲイ風のマッチョな中年男性がいた。彼が今日の対談相手か?暖かくなってきたとは言えまだ少し肌寒いこの時期に彼はタンクトップ一丁だ。鳩胸だ。
「あ、どうも。初めまして。」
科学者「あ、どうも。○○です。今日はよろしく。」

対談の内容はほとんど彼が最近取り組んでいる研究についてだった。
その研究とはある薬の開発だった。

科学者「1号(仮名)さんは世界平和について考えられますか?」
「はあ、もちろんそれは理想でしかないのでしょうけど人類としては追い求め続けなければならないものでもありますね。矛盾してますけど。」
科学者「ははは。それが矛盾した理想論では無くなる日は近いですよ。私はこの世から戦争を無くし文字通り世界平和を実現させるための研究を進めているんですよ。」
「本当ですか!?そんな事が可能なんですか?」

そこへ

科学者「私は今、人類の怒りの感情を抑えるウィルスを開発中なんです。これが成功すればこの世は世界平和という理想郷を手に入れられると確信していますよ。」
と来た。

ん?俺は興奮しながらも、ある面では冷静に世界平和の実現こそが最大の矛盾じゃないのか?という疑問も抱いていた。そこで

「ばっかじゃねーの。そもそも怒りとか笑いっていうのが他の生き物と違う我々人類の特権であって、そんな事してそら戦争は無くなるかも知れんけどそれと世界平和はまた別やろがい。そんな研究直ちに止めちまえよ!」

って思ったが

「それは素晴らしい。是非我々人類のために成功させてください。」
と言った。

世の中には素晴らしい発明が沢山ある。すばらしい研究家や科学者がいる。その反面もれなく悪い発明家もいる。今回の場合、そのどちらなのかわからない。しかし地球にとってみれば良い奴も悪い奴も無い。どちらも悪でしかない。お互い傷つけ合いながら生きている。
嗚呼、世界平和って…

なんかおセンチな内容になってしまったが
結局、対談での俺の最後の対応が世界平和じゃないかと思う…

いや、やっぱわからん。
| 1号 | グローバリズム | 22:03 | comments(2) | trackbacks(0) |
哀愁ウィンターラーメン
電子音と無機質の喧騒から逃れるべく久々に70年代HR/HMのBEST盤を聴きまくっていると日々躍動する事に飢えた心が息を吹き返しました1号です。

今日は夕方くらいから散歩がてらショッピングをしに街へと繰り出しました。冬至を過ぎたとは言え、もう5時前から辺りは真暗で最近はようやくというかついに冬らしく冷え込んできて何だか精神まで縮こまってきます。
その上イリュージョンに彩られた都会の町並みの中をせわしなく歩いていると異国へ連れさらわれてしまいそうな絶望感に苛まれます。
このまま何処とも知れない異国の地でサーカスかなんかに、いや床屋の実験台かなんかの業者に売り飛ばされるぞ。と焦燥感すら覚えます。

7時を回った頃お腹が空いてきて、都会にある某ラーメン屋に入りました。
 僕はカウンター席に座ったのですがその左隣を見ると僕と1席開いて2人の黒人さんが座っていました。どちらも大柄で片方はスキンヘッド、片方はボンバーヘッド?でどちらもヒップホップしたファッションでした。2人は見た目はイカツイのですが何やら楽しそうにメニューを見ながら何処の国の言葉ともわからぬ、ひょっとしてフランス語かなという流暢な外国語で談笑している様子です。
 僕はもうメニューは決まっていたので先に大将に「○○ラーメン並1つ」と告げました。するとなぜか黒人2人が談笑を止めチラチラとこちらを見ています。僕は「何やねん」と思いながらもちょっとビビりました。
 するとスキンヘッドの方がメニューを頼み始めました。さすがにやはり日本語が出来ないのかメニューを指差しながら大将になんじゃかんじゃ外国語で説明しています。しかし何をどう言っているのか大将に上手く伝わらない様子です。黒人2人も大将もどちらも困った様子でした。
せやから言うて何語かわからんし、どちらの手助けも出来ひんしなと思いながら、そうこうしてるうちに先ほど僕の頼んだ「○○ラーメン」がやって来ました。美味しそうです。僕はさっそくその店特製の香辛料を少しかけて割り箸を割って、さあ食おかとおもった瞬間、その瞬間、
「ワテーモワテーモ」
と少々訛りながらですがボンバーヘッドが僕の方を指差しながら言っています。それに続いてスキンの方も
「ワティモワティモ」
と詰まりながらやはり僕を指差しながら言っています。
僕は「何や今の日本語か?」と思っていると、大将は「オーケーオーケー」と言いながら満面の笑みで厨房に入って行きました。
 それから10分くらいすると「お待ちぃ」と大将が僕のと同じ○○ラーメンを持って来ました。
が、もう黒人さん2人はいません。それは先ほど大将が厨房に入った時にすでに2人は帰ってしまっていたのです…

 最初「これはミステリアスな怪事件か?」と思いましたが違います。皆さんお気付きの通り、大将には黒人2人が「ワティモ」等と言ったのを「わても」つまり「僕も」の関西弁を言ったように思えたのでしょう。
 しかし今まで全然日本語をしゃべれてなかった奴等2人がいきなり関西弁をしゃべる訳も無く、おそらく何処ぞの国の言葉で全く違う意味の事を言っていたのを大将が勘違いしたんでしょう。何を言っていたかは本人のみぞ知るなんですが、僕はたぶん
「まずそうやな、アレ。」
みたいな事を言っていたんじゃないかなあと思います。なぜなら○○ラーメン滅茶苦茶まずかったからです。おまけに大将はこの通りのアホなのであの店はすぐ潰れます。それにしてもあの2人、見ただけでようわかったなと、さすが視力に長けてそうやなと…

 そしてまずいラーメンを食べ終えた帰り道、僕は彼ら黒人2人を「マラウィ共和国の旅人」だと思い込むことで納得しました。
| 1号 | グローバリズム | 23:48 | comments(0) | trackbacks(0) |
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