京都の異空間ロックバンド・ヘルミッショナルズがお送りする劇空間コラム。

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久しぶりに書くるるる
数年ぶりインターネットが使えるようになった。
今やインターネットを使えないなんていうのは
考えられない、虫と同等のランクの奴だ
なんと思われるかもしれないが、
インターネットがなくても大して不便はしなかった。

「急激に時代は変わっているよ」
なんて友人は言っていたが、私からすると
そんなに変わったようには思えない。

飯を食って、出して、屁をこいて、そして寝るだけ。
その間に何をつめるかだけのことで
そこにつめるものをパソコンを使って補うか
自分で補うかだけなのだ。

とはいえ最近は今の生活にも飽きてきて
新たな刺激を求めている。

人間生きていく上で刺激というもは
なくてはならない。

刺激のある環境、刺激を与えてくれる人間。
そういったものが周りになければ
強制的にでも環境を変える必要が
あるのではないかと思う。
思ふ。

私という人間は昔からそうなのだが
そんなことは思うだけで、中々行動に移ることができない。
インターネットを接続しよう、と試みてから
数年かかるぐらい、怠惰でどうしようもない人間なのだ。

人様がするような努力など一切せず
いかに楽に、うまい地位のまま過ごせるかと
計略ばかり練ってきた気がするのだ。

と、こうして文章を書いていて気付いたのだが、
悲しいことに私は本当に虫と同じぐらいのランクの人間だったのだ。


そう思うと絶望感がヒシヒシと胸の奥にしみ込んできた。
他人様は、やるべきこと、やりたいことをやって
「俺達は虫ケラのような奴とは違って人生楽しいぜ」
などと、高級ワインを飲みながら語り明かし
時には広場でフォークダンスを踊ったりして
人生を謳歌しているに違いないと思ったら
余計に悲しみが募ってくる。

悲しみを払拭する為に小学生の頃の縦笛を
横向きに持って、横笛にみたてて
ピィーと吹きながら踊ってみた。

虚無感しか残らなかった。



| 三号 | 三号 | 02:29 | comments(0) | - |
蟹野郎
アイツは年が明けてめでてぇ、めでてぇ
なんてことをさっきから50回ぐらい言ってるんだけど
何がめでたいのか俺にはさっぱりわからないんで

一体何がめでたいんだい?

なんて聞いてみたんだが
そんなことを言うと平家蟹の腹みたいな顔で睨みつけやがる

他の人に聞いてみると

それは挨拶の一種で、おはようと言っている人に
何がそんなに早いんだい?って聞いているような
もんだよ

と至極丁寧に教えてくれたので
非常に合点がいった

それにしてもアイツはなんで
俺のことをあんなに平家蟹のように睨むんだろうか?

誰が言い出したのか

おはよう、こんにちわ、さようなら、おめでとう
コングラチュレーション、ブラボー
べっぴんさん、えべっさん

俺の頭に泡がプクプクプクプク

さらば友よ、さらば明日よ、さらば昨日よ
俺は今日に生きるのさ

それにしてもアイツはなんで
俺のことをあんなに平家蟹のように睨むんだろうか?

いつの間にかアイツがいない
何処へ行ったのか聞いてみると
どえらいべっぴんと神を買収しに行ったらしい

俺はあいつを追って知らない街まで
走った走った
電車にも乗ったし、タクシーにも乗った
アイツは俺が追いつくと
俺のことを平家蟹のように睨んだ

露骨にスケベ
露出のスケベ
露天のスケベ
露見したスケベ

俺の口から泡がプクプクプク

いつの間にかアイツがいない
どえらいべっぴんに聞いてみると
餅をつきに行ったという
まったく落ち着きがないことこの上ない

仕様がないから俺は追ったよ
西に東に日が暮れるまでアイツを探した

すると小人が俺に言った
アイツは喉に餅をつまらせて死んだよ

初登場でいきなり大事なことを言うな、ボケ

でも、でも

俺はめでてぇ、めでてぇ
って50回ぐらい言った

まだ足りないから
俺はめでてぇ、めでてぇ
ってもう50回ぐらい言った

俺の全身泡になり泡沫と消える
| 三号 | 三号 | 19:42 | comments(0) | trackbacks(0) |
久しぶりに書く。
久しぶりにこうして文章を書く。
今まで何故書かなかったのか、というと
逃避をしていたからである。

過労、ストレス、睡眠不足、etc…。

現実に直面することができず
賭博、飲酒等に逃げ、
目の前のことだけを考えるだけで
時間を流していた。

いやー、これはこれで実に良い体験だったように思う。
というのは、逃避というものは実に具合の良いものだったからである。
目の前のことだけを見て、脳の活動をなるべく抑え
俯瞰でものを見ることを拒否することにより
見えてくるものもあるもので、
これはこれで実に楽しい。

少年の頃は目の前の楽しいことだけを追っていたはずなのに
大人になるにつれ、先のことを考え生きるようになった。
もしも、人間に未来が見える能力が備わると
絶望して、死にたくなるに違いない。

そんな時こそ、初心である「目の前だけを見る」
という状態に帰るべきなのである。
実に無責任で、実に浅はかで、実に人間らしい気がする。


でも賭博はいかんです。

金が恐ろしい程早くなくなります。
身を削られる、命が縮められる思いがしました。

私に博才がないだけなのかもしれないが。


そんなこんなで
休めていた脳をまた動かすには時間がかかるが
少しづつエンジンをかけていこうと思う。

ブーン、ブブブーン、ブッ、ブブーン。

キー、ドカン。

ピーポー、ピーポー。

ポクポクポクポク、チーン。

南無。
| 三号 | 三号 | 22:41 | comments(0) | trackbacks(0) |
すじまる
コガネムシ研究の権威、筋丸教授は講義中に
「バベロベベロペ、ロパスギャリャ」
と意味不明の言葉を発した。

というのも、筋丸教授はどこでこんな間違った情報を得たのか
これを言うことにより、学生達から爆笑をとれる
と思ったのである。

しかし、あっけにとられた学生達は
実に冷ややかな目で黙って筋丸教授を眺めた。

「いや、これはね、コガネムシの言葉なんだ。」

嘘丸出しの言い訳をしながら、シドロモドロになる
筋丸教授を見て、学生の態度はいっそう冷ややかになった。

筋丸教授は逃げるように自分の部屋へ帰った。
部屋で一人泣きながら、真面目に生きてきた自分を呪った。

もっとユニークで、ユーモアのある人になりたい。

切実にそう願ったのだ。


するとである。奇跡が起こった。
筋丸研究室の標本であるコガネムシが光り輝いたのである。
「おおーっ、おおぉーっ。」
筋丸教授は興奮した。

そして、コガネムシは宙に浮き筋丸教授の心に直接話しかけてきた。

「バベロベベロペ、ロパスギャリャ、スジマル」

筋丸教授はあっけにとられた。
| 三号 | 三号 | 00:18 | comments(0) | trackbacks(0) |
目の上のたんこぶ
私はまぶたの上に小さな虫を飼っていて、たまにピクピクと動くのです。
この虫は悪さをするわけでもなく、私にすればたまに瞼がピクピクっとするだけなので全然なんとも思ってなかったのです。
そうしてなんとも思ってなかった訳ですから、虫がまったく動かなくなると
瞼に虫を飼っていたことなど、忘れてしまっていました。

そして今日のことです。瞼がピクピクっとしました。

あー、なつかしい。そうか、もうすぐ春なんだなぁ。

こうして、私は目の上の虫で季節を感じているのです。

| 三号 | 三号 | 20:26 | comments(0) | trackbacks(0) |
スケベ白書
世人に『助平なやっちゃ』と言われる人間には大まかに分けると二通りあり、
まず「俺は助平だぜ」ということを前面に出す者と、
「私は助平ではない」というのを装っているにも関わらず、
世人に「アイツは助平だなぁ」と見抜かれている者とがあり、
後者の方は、本人が気付いていなければいない程みっともないのであり、
最低の存在であると言える。

というのは、私がそれに当てはまるのであり、
最近になってやっと私は上記に述べた後者のごとき人間であることに気付いたのである。


先日のことであるが友人と人生を謳歌するために供に獣肉や酒を食らおう、
との約束をし、約束通り謳歌して、満足して帰路に着いた時のことである。
帰りの時間は夜の11時頃であり、昔であれば妖怪、お化けの類が現れぬであろうか、と不安になる時間であるが、昨今では種々のネオンが輝き、道にはおっさんが道行く人に声をかけたりするので妖怪やお化けの心配は全くないので安心して歩いていた。

しかし、この道行く人に声をかけていくおっさん達であるが、
実はタダのおっさんではなく、道行く人が金を持っているか、もしくはいかに助平であるかを見抜くプロなのであり、妖怪『さとり』のようなものなのである。

私と友人はプロがたくさんいる通りを、近道だ、という理由で談笑しながら闊歩していると、プロ達は即座にこちらに寄ってきた。
私達は気にせず闊歩を続けると、プロは友人には目もくれず、私にだけ
「いい子いるよ、グヘヘ」
と声をかけてきたのである。
我々はもう家に帰る気満々でいたのでプロには申し訳ないが、無視して闊歩を続けると次々にプロが声をかけてきて、都合10人ほどのプロがすべて友人には声をかけず、私にのみ声をかけてきたのである。

これは一体いかなる凶事であろうか?

私の身なりは薄汚く古着を更に着つぶしたような風体をしていて、
自分で言うのも何だが、悲しい話とても金を持っているようには見えないのである。

つまり、プロの目から見れば私は助平まるだしであり、そんなことを思ったこともなかった私はひどく傷心。人生を謳歌する所ではなくなり、肩を落とし助平そうな身体を引きずりながら帰路に着いたのであった。


しかし、自分から助平なオーラが滲み出ている、という事がわかってみると、過去の色んな事象で思い当たることが多々あることに気付いたのである。


まず、一時期流行った『オレオレ詐欺』であるが、私もその被害者であり、
その内容も他者とは違い、金品をとられるのではなく恥を掻かされるという
前代未聞の被害を受けたのである。

というのは、ある日祖母の所へ私の名をかたる男から電話があり
詐欺師:「俺や、俺や」
祖母:「誰、まさか」
詐欺師:「そのまさかや。おばあちゃん、俺、ものすごい困ってるねん。
どうしよう。俺どーしたらいいかわからんわ」
祖母:「どうしたんや。」
(親にも言えず私の所に電話してくるなんてよっぽどのことがあったに
違いない)
祖母:「どうしたんや。おばあちゃんに言ってみ」
詐欺師:「俺な、もっのすご〜くセックスしたいんや」
祖母:「なっ!?何を言ってるや。頭冷やして、も一回電話しなおしてきなさい。」

と、こんな具合で
後日この話しを聞かされた私はこんな恐ろしい
犯罪はない、と思ったのであるが、それもこれも私が
助平オーラを出していることが世の中に作用したに違いない
と思ったら合点がいったのである。ションボリ。

別の事例では、
こうしてくだらぬ文章を書いている訳だが、
バンドの他のメンバーの書いたものには
共感を得る人達からトラックバックとやらを貼ってもらっているのだが
私にいたっては、何故だか卑猥なサイトのような所から
トラックバックを貼られる始末で
真面目な文章しか書いていないつもりだったので、
何ゆえ?
と思っていたのだが、今回のことで文字からも助平オーラが
滲み出ていたのか、ということに気付きまたまた合点がいったのである。
ガックリ。



また、先日のことであるが友人の女性が
「男の人はエッチな本や、ビデオを何故隠したがるの?」
とったようなことを言っていたので
傍で聞いていた私は怒りに震え

「お前は何たる愚かな人間なんだ。畜生と違い人間だけが服を着ている
のは暑さ、寒さのためだけでなく、色んなものを隠す意味があり
それが証拠に裸で外を歩くと逮捕される。
そういった隠す美徳を知っているのは人間の特権であり
趣を感じる心があるからこそ隠すのだ。
だからお前は趣を感じることができぬ、愚劣な感性ゼロの人間だ」

といった意味の言葉を吐きかけ、罵倒したのであるが
今から考えると、助平オーラが全身から出ている私は
裸で歩いているのも同然で、きっと女性は
『何が隠す美徳じゃ。この歩く下ネタがっ!』
と思っていたに相違なく、今から考えると顔から火が出るほど恥ずかしい
ことであるよなぁー、と思い、傍から口を出すとロクなことにならない
ので、もう二度としないでおこうと心に誓ったのである。



こういったことを総合的に考えると私はとても最低な
下劣の中でもさらに下劣な、最低級お下劣野郎だということが
判明し、あまりにも口惜しいので酒を飲んでアダルトビデオを見ながら
「お下劣ばんざ〜い」
と叫び、近所の人に怒られた。
ションボリ。
| 三号 | 三号 | 11:56 | comments(0) | trackbacks(0) |
恥の美学
未熟な物を人に見せるのが嫌、恥ずかしい
というのが人の性であるが
恥を嫌っていてはいつまでも未熟である。

多くの人は何か作品を拵えた時、
まだ完全でないから人に見られるのは嫌だ、
などという感情にとらわれてしまいがちである。
また、スポーツにおいても初心者が練習している時
中級者、上級者に見られるのが嫌で、
心でヘタだと思われるのではないかという感情が働き
人前で練習ができない、というシャイな人がいたりもする。

こういったことは結果的に実に残念なことにしかならなくて
嫌だ嫌だと避けていた人に比べ、
俺は今はこんなものだ、
と開きなおった人は、知らぬうちにグイグイと成長し
恥ずかしがっていた人はいつまでもその位置にいる
ということになるのが現実ではほとんどである。

では、恥を思った為に遅々として成長の進まなかった人は
どうするか、といえばその世界から去っていくのが
ほとんどなのである。
時間的なキャリアを重ねてしまった為に余計に恥ずかしくなったのである。

しかし、私の場合開きなおってこうやってヘタな文章を書いているのだが
一向に文章がうまくなる兆しが見えてこない。

それは、何をやるにしても頭を使わなければいけない
ということなのであろう。


今後はもっと思い切って使い慣れぬ表現などを使い
多いに恥じを掻いて成長しようと考えているのだが
やっぱり頭を使わねば、恥の掻き損なんだろうなぁ
などと考え悩むうちに

「えーい考えてもしょうがない」

と思い、酒をくらって奇声を発して今日は寝ることにした。
| 三号 | 三号 | 23:03 | comments(2) | trackbacks(0) |
満身創痍
すいません。サインを下さい。

うむ。君の名前は?

満身創痍ゴゴゴゴーンです。

はっ?すまんがもう一度言ってくれないかね。

満身創痍ゴゴゴゴーンです。

まんしんそうい?
そりゃ本名かい?そんな訳はないか。
一体どんな字を書くのかな。

こんな字です。『満身創痍ゴゴゴゴーン』
ちなみに本名です。

君ふざけちゃいかんよ。どこの世界に満身創痍なんて名前があるのだ。
それにゴゴゴゴーンって無茶苦茶じゃないか。
それに日本人の名前にカタカナはないんだよ。
ウソをつくならもっと勉強してきなさい。

誰が日本人だって言ったんですか?
私はそんなことは一言もいってませんよ。

日本人以外にカタカナを使う国がどこにあるのだい?
はっはっは。

もうええわ。
死ねっ!ボケェー。カス。
腹立つし一発どついてこましたろ。

イタッ。
待ちたまえ。満身創痍君。
どういうつもりだ。貴様。
おいっ。逃げるのか。満身創痍。
まんしんそーい。

誰か助けてー。あのおっさんキチガイです。
「満身創痍」とか言いながら追いかけてくるんです。

まんしんそーいゴゴゴゴーン。
待てー。
まんしーんそーい。
| 三号 | 三号 | 00:20 | comments(0) | trackbacks(0) |
街角探索隊
紙くずのような女が臭い息を吐いて走っている。

なんじゃわれ

紙くずのような女が臭い足をさらして飯を食っている。

なに食いさらしてんねん

紙くずのような女が臭い鞄から携帯電話を出してかじっている。

もしもし

紙くずのような女が臭いポケットから腐った饅頭をとりだしている。

甘党なんですね?

紙くずのような女が臭い髪の毛から卵を取り除いている。

なんじゃコブつきかいな

紙くずのような女が臭い紙くずを広げて泣いている。

それ俺の写真やないけ

紙くずのような女が臭い息を吐いてこちらに走ってくる。

なんなんじゃわれ
| 三号 | 三号 | 23:54 | comments(0) | trackbacks(0) |
晩酌
右目で見えなければ、左目で見ればいい。
左目でみえなければ、右目で見えばいい。

そう言っていた人は死んだ。

この世には両目を使っても見えないものがある

なんて当たり前のことを30を過ぎてまだ言っていた。
まるで子供向け漫画の登場人物のような人物だった。
ありきたりなことを言っては自分に酔って
酒をくらっては自分に酔って

酒とタバコは男の象徴だ

と口癖のように言っては馬鹿にされていた。

馬鹿な奴は本当に幸せか?
という議論を酒を飲むたびにする彼は
みんなに好かれていた。

そんな彼は何を幸せに思って生きてきたのだろうか?

私は酒を飲み、煙草を吸いながら考えてみることにする。
| 三号 | 三号 | 23:30 | comments(0) | trackbacks(0) |
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