京都の異空間ロックバンド・ヘルミッショナルズがお送りする劇空間コラム。

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| スポンサードリンク | - | | - | - |
ヌーディストシティ
「兄貴。あっし興奮しちまった。」
と手下の安兵衛が私の元に駆け寄ってきた。
「どうした、安兵衛。そんなに興奮してちゃ、わかんねぇぜ。」
てな具合な、会話をしていて、その内容をよくよく聞いてみると、
こらまた、納得のいく興奮話で、私も鼻息をフンフンさせてしまった。

その内容とは、ここ数年のことであるが『きゃみそーる』などと称される服を身に纏い、ほぼ半裸状態と言っても差し支えない水商売のような恰好をした女性達が、普通に町を闊歩するようになり、我々は実に気色の良い世の中になったもんだなぁー、と興奮して、フンフンしていたのである。

そういえば昔ミニスカートが流行りだした頃も安兵衛は
「兄貴、俺鼻血がでそう。」
と、昭和にふさわしいコメントを発していた。

当時ミニスカートを身に纏う人達は
すこし過激なのでは?
という目線で見られていたのだが、今では普通である。

『きゃみそーる』も然りであり、今や『きゃみそーる』を着ている子を
見ても、「まったく最近の子は」などと言われることもなく
まあ、普通やね、という感覚になってきて、興奮する人がいるとしたら
それはとんでもない変態に違いない、ということであり
安兵衛が架空の人物でよかった、と思うのである。

こんなに気色の良い世の中に疑問を投げかけるのは実に愚かかもしれないが
一体どれ程まで、過激さは加速していくのだろうか?
と少し心配でもあったりする。フンフン。

というのも、もしも世の中の女性がすべて全裸で歩いていた場合
実は全然気色良くなく、やはり隠す所は隠してほしい訳で
安兵衛に聞いてみても同じことを言っているのだが
残念なことに、安兵衛は架空の人物である。

きわどいのも、きわどくないがあるからきわどいので
きわどいが普通になってしまうと、きわどくなくなって
きわどいのラインがどんどん厳しくなってくる。
安兵衛の存在のようなものである。

そうなると、きわどい良さがどんどん殺されていることとなり
気色良いとばかり言ってられなくなるのである。


まあ、男性のいやらしい目線でのみ女性のファッションを語ってはいけないのだが
動物学的見地から見ると、女性は男性がいるから綺麗になりたい訳で
やはりこういった安兵衛の意見は非常に大事なのではないか、とも思うのである。


「兄貴。あっし興奮しちまった。」

安兵衛のこのコメントを今年は聞けるのであろうか?
今から夏が楽しみである。
| 三号 | 美容 | 00:24 | comments(0) | trackbacks(0) |
奇奇怪怪
世の中には奇怪な人がたくさんいるが
奇怪に思う私がおかしいのであって、実は普通の人がたくさんいるだけ
のことだと気付いたのである。

というのも、奇怪な人を見かけた時、例えば
電車で「暑いわー」などと言いながら乗車してきたおっさんが
甲冑を身に纏っていた場合など
『なんと奇異な』
などと思ってしまいがちではあるが、ひとつ時代が違えば
つまり、街中に鎧武者が溢れていた場合を考えると
奇怪でもなんでもないのである。

結局、奇怪な人というのは
こちらが勝手に『こちらの習慣の中では見慣れぬ人だなー』
と思うことであり、簡単に言うと外人のようなものであり
その人が普通にさえしていれば
まったくもって奇怪でもなんでもないのである。

ではなんで、奇怪だなーなどと思ってしまうのかと言えば
こちらの知識不足と、みんながみんなの真似をすることに安心
していることに原因があり、これではいかんと
みんな奇怪と思われる格好をそれぞれすれば良いのである。

頭に蟹をのせて歩くもよし、
体半分を機械にするもよし
常に球体の中に入って移動するもよし、
なんやったら自分を球体にするもよし
膝に車輪を移植するもよし
でこにキャスターをつけて、手押し車をするもよし
背中にスケボーを移植して、楽ちん移動をするもよし
と、そんなことを考え出すときりがないが、
そんなことをしていても、普通にというか、自然にさえ振舞っていれば
何にも言えないし、言われないものである。

その証拠に電車の椅子に鎧武者が座っていて、
「おかしいですよ」
言われているのを誰も見たことがないはずである。

今、街中に外人が歩いていても全然驚かないし
「うわ、外人や」とかも思わないが
奇怪な人も、数年すれば誰もなんとも思わず友達とおしゃべりしながら
街を闊歩する日がくるはずである。
負けるな奇人。



それにしても昨日見た女装したおじさんは
実に奇怪でした。
| 三号 | 美容 | 00:17 | comments(0) | trackbacks(0) |
腹痛ダイナマイト
人に語るようなことではないが
最近下痢が続いている。

下痢が三日以上続いたのは初めてのことであり
当然のごとく天下の「正露丸」のお世話になった。

とはいえ、俺が飲んだ「正露丸」は
俺が子供の時に飲んだ「正露丸」とは違うのである。

何故こんなことになってしまっているのかと言うと
「正露丸」はどこかの会社の薬の名前じゃなく
「烏龍茶」のようなものであり、どこのメーカーでも使用が可能で、
そうなってくると、俺が子供の時に飲んだあのよく効く正露丸は
どこのものであったのか、さっぱりわからない。

少なくともラッパのマークはついてなかった気がするのだが
もしかして、気がするだけでラッパのマークが付いていたかもしれない。

しかしこれだけは、はっきりと言えるのだが、
俺が飲んだ「正露丸」は俺が子供の時に飲んだ「正露丸」よりも
小粒だった。

だから明らかに違うメーカーの物と言えるので
効かないのでは?
という不安がつきまとう。

あー、何たる恐怖
何たる正露丸。

昔、子供の間で
規定量の3倍の正露丸をいっぺんに飲むと関羽のような髭が生える
というデマがあった。

実はあれはデマではなく、
俺が子供の時に飲んだ「正露丸」は大丈夫な「正露丸」だっただけで、
昨日俺が飲んだ「正露丸」を飲んだら
関羽のような髭が生えるのではないだろうか?
という不安がつきまとう。

あおー、あー、何たる恐怖、
何たる正露丸。

そんな不安を抱きつつ道を歩いていると、また腹が痛くなってきた。
やっぱり、あの正露丸は…。

トイレに駆け込み、どうにか事を穏便にすませ
和解のため手を洗おうと思い、ふと鏡を見ると、ギャァァァァー。
やっぱり、あの正露丸は…。

お腹は大切にしましょう。
| 三号 | 美容 | 01:08 | comments(0) | trackbacks(0) |
美しくなる方法
女性というものは自分が美しく見えるために
多くのお金と時間を浪費する。
それは非常に良いことであり、
我々男性もその行為は非常に賞賛すべきことである。
しかし、肝心なことが抜けている女性が結構いることに
私は気付いてしまった。

それは私の長年の観察による研究結果である。
女性達は大金をはたいて、服、髪の毛、ついには自分のニオイにまで
こだわりを見せているにも関わらず、何故こんな基本的なことができていないのだ、と私は常々思っていた。

当然できていない人は少数の人ではあるのだが、その人達に私は言いたい。
『お金をかける前にまず、これを治しなさい。』

それは足のつま先の向きである。

「なんじゃそら」とは思わないでいただきたい。
みなさんも街を歩く時に女性の足もと、
歩いている女性のつま先の向きをよく観察していただきたい。

足のつま先が外を向いて歩いている人は、なんとなく「ダメだな」
と思ってしまう。
実際、足のつま先が外を向いて歩いている人で
美しい人を私は見たことがない。
ちなみに、足のつま先が外を向いて歩いている
というの『がに股』を示しているのではない。
ただ、足のつま先の方だけ外を向いている状態のことである。

これは非常に重要であり、一生懸命働いて、その金で美しくなる
努力をしたにも関わらず、足のつま先のせいで、
「なんか美しくないなー」
などと思われては絶対に損なのであり、
足のつま先が外を向いてあるく癖のある人は
是非是非明日から、意識してまっすぐにしていただきたい。


さあ、今日の『美しく見える方法』はここまで。
気が向いたら第二回をやります。
| 三号 | 美容 | 22:09 | comments(1) | trackbacks(0) |
今岡のあご
僕は食べ物なんかでも比較的好き嫌いはなく
ちょっと人見知りする性格ではあるけども、話もしていないのに
その人に偏見をもったりとかそういう事はその人に失礼だからしない。
小中高と公立に通い、わりと一般的なレールの上を
当たり障り無く生きてきたつもりだし、両親も未だ健在で
普通のごく一般的な環境はそこそこ与えられてきたように思う。
幸せって何やろ?と思う事はあっても不幸と思った事はほとんど無い。
でも僕は

今岡のあごが嫌いだ。

あごにも色々あって出ているだのしゃくれているだのペリカンだの。
でも無いよりはいいと思う。

確かに今岡にあごは無い。

これは決して今岡選手が嫌いというわけでは無いことを一応断っておく。
今岡選手はどちらかというと好きで今岡のあごは滅茶苦茶嫌いなのだ。

昨年、阪神ファンでも無いのに甲子園に横浜戦を観に行ったときでも
ラッキーセブンに逆転3ランを打ち放った今岡はファンでない僕にでも
衝撃と興奮を与えてくれたそれこそ「本物のプロ」なのだ。

華はあってもあごは無い。

これが本音だ。例えば今日から顔面を他人とチェンジしないと
いけないという理不尽極まり無い意味不明の法律が施行されたとして
目の前に猪木の顔と今岡の顔が転がっているとする。
とりあえず拾うとしたら
迷った挙句やっぱり猪木だ。
僕の身長で猪木の顔を付けると2頭身ぐらいになってしまう。
それでもやっぱり猪木だ。
そらあごが出ている事でイジメられるかもしれない。でも猪木を拾って
ちょっとほこりをササッと払って誰にもばれないようにこっそり取り替える。
今岡の顔は見なかった事にする。あごが無いよりは有り余るほどに
有る方が良いと考える。
(ちなみに元阪神川尻投手も情けないほどにあごが無いから転がっていても拾いません。)

当然だがここで書いているあごは下あごの事です。

先祖は同じ所から発生したとはいえ進化の過程でこれほどまでに両極端な
あごを持つ子孫がいるというのは不思議で仕方が無い。
あごが無ければ首との境目がわからないし、食の観点から見ても
少食で草食だったと思われ人類としてとても貧弱で悪いイメージ
を持ってしまう。

こんな事を考える時にもテーブルの上に肘をついて、掌の上にあごを乗せる
というスタイルになる訳で。あごがなければ次に引っかかるのは鼻という
間抜けな事になってしまう。

さあ、皆さん。今日から気持ちちょっとしゃくれ気味で生活してみましょうよ。
運気も上がって人生薔薇色になること享けあいです。
| 1号 | 美容 | 23:09 | comments(0) | trackbacks(0) |
乞食のくれた手ぬぐい
その昔、京都のとある旅館に小梅という娘が働いていました。
雑用が主でよく働き性格も明るく、おかみさんや常連さんにも
よく好まれていました。
周りから見れば気持ちのいい彼女にも実は一つだけ悩みがありました。
顔がブサイクだったのです。
毎朝掃除に使う水を井戸から汲み桶に映る自分の顔を見ては
ため息をつくのでした。

「はぁ、もう少し美人に生まれてたらどんなに幸せな人生だったろうか。」

たしかにお世辞にも美しいとは言えないその顔立ち。例えるならそれは
ゴリラのようだと言うよりもゴリラそのものでした。

いつものように小梅が玄関先で水を撒いている時でした。

「あの〜、すいません。水を一杯恵んでくれねぇだか。」
と、もう見るからに乞食、無精髭は胸まで伸び髪はざんばら
身なりも牛乳を拭いた雑巾がそのまま歩いているといった装いの
汚い男が声をかけてきました。

初めは驚いた小梅でしたがその男の痩せ細った姿を見て

「いいですよ。何日も食事もとってなさそうね。ちょっと待ってて。」
と言い台所から水に加え朝食で余ったおむすびを持ってきて男に差し出しました。

「余り物なので、気兼ねなくどうぞ。」

男は水を一気に飲み干した後、十はあったであろうおむすびをむさぼり食いあっという間に平らげました。

「いや〜、生き返った。あんたみたいに心の美しい人には初めて会ったよ。
大したもんじゃねえが、これはお礼だ。」
と言って男は懐から汚い汚い溝鼠色の手ぬぐいを取り出し小梅にあげました。
小梅はその手ぬぐいを受け取り「ありがとう。」と言ってまた水撒きに戻りました。


その夜、小梅は不思議な夢を見ました。
後光を照らしながら観音様が現れてこうおっしゃるのです。
「小梅や、小梅。そなたはいつも善い事ばかり行っておる。そなたのような
素晴らしい娘には何か願い事を一つ叶えてやろう。」
小梅は
「本当ですか。ならば私の顔を美人にしてください。お願いします。
 お願いしますだぁ〜。」
心の底からそう叫ぶと観音様はうなずき、小梅の顔を三度ばかりさすった後
「これでお前の顔はその心同様、美しくなったぞ。はははははは…

小梅は目を覚ましたとたんに、井戸へと走りました。
水を汲み水面に映るその顔を確認しました。

「はあ〜。」

やっぱりゴリラでした。
「観音様の嘘つき、クスンクスン。」

小梅は自分の何一つ変わらぬ顔を見て悲しい気持ちになり泣いてしまいました。

いくらか泣いて、もうすぐ夜が明け仕事が始まるので顔を洗いました。
そしてたまたま持っていたのが昨日、男に貰った手ぬぐいだったので
その手ぬぐいで顔を拭きました。
顔を拭ききった時、さっぱりとした爽快感につつまれ
いつもと何か違う感触につつまれます。異変に気付いた小梅はもう一度
水面に顔を映します。
やっぱりゴリラです。
しかし何か変だと思い、冷静になってみるとどこからか匂いがしてきました。
しかもくさいです。
匂い元をどこからかと探っていくと、どうやら小梅の顔面なのです。
「うわ〜、私の顔がくさい!この乞食の手ぬぐいのせいやな。最悪や、
乞食め、あんちきしょう、はめやがったな。」

小梅の顔面から発信された悪臭はやがて旅館全体に拡がり、おかみさんやら
番頭さん達も鼻をつまみながら井戸に集まってきます。

「これ小梅!何なのこの匂いは!あんたなの?」
「す、すみません。洗っても洗っても匂いが取れないんです。」
「最悪やな、よりによって腐卵臭て、
 このくっさいメスゴリラが!クビよクビ!」
「おかみさん、そんな殺生な〜
| 1号 | 美容 | 00:01 | comments(0) | trackbacks(0) |
水木家の一族
世の中のダイエット、ダイエットと叫ぶ連中は全員アホで
ダイエット特集のテレビ番組を拵えるやつはカスであり
それを録画して見るやつはゴミだと思っていた。
しかしながら、最近の私はブクブクと太りダラダラと寝ているので
まさにブタ、豚野郎でどうしようもなく
どうにか楽に痩せることができないものか?
とブタ思考。

現在の私はなかなか痩せず、写真を、弛緩しきってニヤニヤした、ぶん殴りたくなるような醜い姿を映し出した写真を破り捨て現実を見据えることを拒否する日々を過ごしている。

だいたい、私は
肥太った者は妖怪の類に違いない
という思想の持ち主であり、その思想から考えると今の私は妖怪に転生してしまったと考えうる。
つまり、私の本当の親父はしげるということになる。
そうすると必然的に、役所に行って
「私本当は水木なんですー」
と登録を変更せねばあいならず、そんな面倒なことをするのはまっぴら御免なので
痩せよう
と、一大決心をすることとなった。

世の中、ダイエット、ダイエットと簡単に言うけれど『身を削る思い』という言葉が示す通り、ダイエットは苦痛と困難が待ち受けているのである。
この時点で少しやる気が失せる。

若い時は1、2ヵ月で18キロ痩せることに成功したが、今はそんなことは不可能であるし
急に痩せたことにより生ずる妊娠線のごときものが太ももにできるのは二度とごめんなので、そこまでがんばろうとも思えないのである。
この段階でかなり何もする気がなくなってくる。

ゆっくりでもいいから、少しずつ痩せるぞ
と思ってはみるのが、それには継続した努力が必要であり、
私には刹那的な努力はできても、継続した努力ができない
という特性があり、
どうしようもないなー
と、ダラダラとゴロゴロするのである。
ここまでくると絶望的である。


名を静馬と改めます。
| 三号 | 美容 | 13:00 | comments(0) | trackbacks(0) |
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
<< August 2017 >>