京都の異空間ロックバンド・ヘルミッショナルズがお送りする劇空間コラム。

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トイレ戦記
外出先で、トイレに行きたくなり、トイレに駆け込んだ。
安心して大きい方の用をたしていると、
扉の隙間から誰かが中を覗いている。
一体何者であろうか?
というか、トイレの個室という超プライベート空間を覗くなどは、
人道から外れた許されざる行為である。

かわいそうな被害者となった私は、
せめてこの鬼畜行為の実行者の顔を見たろ、
と思ったのである。

隙間から外を覗いて、極悪行為の犯人を見ると、
なんとそれはチビっこだった。
きっとチビっこは漏れそうになる便を必死にこらえ、
耐え難くなった為に
「まだかなー」
と軽い気持ちで覗いたに違いないのである。

しかし、覗かれた私は、覗かれているという重圧より出るモノも出なくなり、
チビっこはいつまでもトイレから出てこぬ非道漢に業を煮やし、
再び中を覗くという悪循環が繰り返された。

こういう状況において、他の人ならどんな対応をするのか?と考えてみた。
「何見とんじゃ、この餓鬼ゃ。ブチ殺すぞ」
と、怖いお兄さんなら言うかもしれない。
もしくは相手がチビっことわかっているので、
小心なものほど上記のように言うのかもしれない。

よし、これを真似してこましたろ、と思った。
いや待てよ。
第三者目線でもう一度考察してからにしよう。

私はチビっこの後ろでトイレを待っている人だ。
まだかなー、と思って待っていると
「何見とんじゃ、この餓鬼ゃ。ブチ殺すぞ」
という声が個室から聞こえてきた。

うわ、わわわ。目茶苦茶恥さらしだ。

中から出てきたのが本物のヤクザなら誰もが目をそらすことしかできないが、
それ以外だと間違えなく笑い者である。
相手がチビっこなだけに
「あいつは何をいきがっているのだ。」
と嘲笑の的になることは明白で、
こんなに恥を掻いてしまった後では余計にトイレから出れなくなってしまう。
こんな真似をする前に考察して良かった良かった。

では、他の者ならどうするであろうか?
気の強いものであれば、壁を殴るなどして、
チビっこを威嚇し
『覗いたらイカンねや』
と悟らせるに違いない。
こりゃイイ。これを真似してこましたろ。

いやいや、待て待て。
もう一度第三者目線で考察しよう。

私は小用をたしているおっさんだ。
何も考えずに放尿していると、個室の方から
ドンッ、ドンッ、ガンッ
などと壁を殴る音が聞こえてくる。

あーっ、おーっ、あわわ、
これは絶対に駄目だ。

これじゃ個室で何かあったのか?
もしかしたら苦しんでいるのかも等思われて、
チビっこ以外からも隙間から覗かれ、
覗かれた故に更に壁を殴ると
『一刻の猶予もない事態となっているに違いない』
と勘違いされ、トイレの扉の上部から覗かれる、
もっとひどければ扉を蹴破られるなどとなり、
人生最大の大恥を掻くこととなるので、
第三者目線で考察して良かったと思った。

では私はどうすれば良いのか?

ここは大人らしく
「ちょっと待ってね」
とか言えば良いのではないか?

こりゃ最高やで。

やっばり人間は穏やかに話し合って何事も解決していかねばならん。
これは考察するまでもない。早速実行しよう。
覗くチビっこに
「ちょっと待ってね」
と言ってみたもののまだ覗いている。

おい、予定と違うやないか。

いや私は大人だ。もう一度
「ちょっと待ってね」

まだジーっと覗いている。

私は諦めて用をたし、
不完全燃焼ではあるが個室から出ることとした。
そして扉を開けると、トイレ内には誰もいなかった。

あの視線は一体?
と考えるとゾッとした。

そして誰もいないのにトイレの個室から
「ちょっと待ってね」
という声が聞こえてくるのを第三者目線で想像してゾッとした。
| 三号 | ライブ | 00:35 | comments(0) | trackbacks(0) |
都をどり
久々の京都。
祇園甲部歌舞練場で御舞妓さん達の舞台を観覧。
在り来たりな言葉ですんませんが素晴らしかったです。
その舞いもさる事ながらストーリーに絡みつく長唄は
情緒満点で感動を否応無しに煽ります。
海外で言うクラシックが日本の雅楽ならば
長唄というのはブルースというか
インプロビゼーションジャズといった感じで
THE和風の核だなとニヤリ。

この舞台の前には生まれて初めて「お茶席」というものに参加したんですが
これは私にとって、とても恥ずかしい空間で
照れ笑いしてしまいそうな不思議なものでした。
中央で舞妓さんがお茶を作って
それを囲むように我々が和菓子と抹茶をいただく
とただそれだけですが、なにか色々な目線から見て恥ずかしい
ある種、日本人らしい厳かな恥辱プレイとでも言いましょうか
とにかくお客さんが舞妓さんの姿を写真に納める光景が滑稽でした。
それが下品に写り、私には違うものにしか見えませんでした。

舞台は2階席からの観覧だったのですが
そこへ至る階段は横構正史の映画そのものの
かび臭い色あせた、もっと言うならば誰か毒殺されてそうな
陰湿な雰囲気で、背後には忍び寄る影…お、おりんばあさん!
これもまた私にとってはこの日の思い出を強烈にする要因になりました。

あとで聞いた話によると北野天満宮の歌舞練場で行われる同様の催し物は
これに輪をかけて素晴らしいとのことなので
機会があれば是非観覧したいものです。
| 1号 | ライブ | 01:36 | comments(0) | trackbacks(0) |
ゆらゆら帝国in服部緑地
三号とフリーライブ参戦。
しびれる夜でしたね。
かっこいいバンドは色々武器を持ってるもんですが
ここはここで誰も持ってない凄い武器をキラリと光らせてました。
終わってから三号と「2曲目は、デラべっぴんやったね。」
て言うてましたけど曲名がわかりません。
何かを見失いかけたら
こういう体験するのも一つだなと再認識。
べらんめー、梅雨が近いぜ!
| 1号 | ライブ | 01:19 | comments(0) | trackbacks(0) |
風邪をひく
喉に激痛がはしり、悪寒がする。
どうやら風邪をひいたらしい。
鼻水もとまらず、せっかくの休みも寝てるばかりである。

硬くなった頭が茹であがり少しは軟らかくなるかと思っていると、
頭は予想以上にふにゃふにゃになりどうしようなくなって、
だからといっておもしろいことが書けるわけでもなく、
こうしていつにも増してつまらない文章を書いて、寝てるばかりである。

しんどい、しんどいなどと思っていると、まわりの者は、
どうせたいしたことないんだろう、
などと不人情で無礼千万な雑言を言いたい放題なもんだから、
怒りにまかせて暴れてやろうかなんて思ってみたりもするんだけど、
やっぱり寝てるばかりである。

そうして日が暮れていくと、一日損をした感覚が襲ってきて、
人生の目標達成確率が1%減った気になり、
今からなにかしてやろうか
なんて思ってみたりするんだけど、やっぱり寝てるばかりである。

人との交わりがあまりにもないものだから、心配してくれる者など一人もおらず
少しは誰か心配しろよ
などと図々しいことを考えてみても、虚しくなるばかりなので、
今日はおとなしく寝ているばかりである。
| 三号 | ライブ | 15:03 | comments(0) | trackbacks(0) |
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