京都の異空間ロックバンド・ヘルミッショナルズがお送りする劇空間コラム。

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友達100人できるかな?
友達というものは多いに越したことはない。
中学生、高校生ぐらいの時は『深く狭くが良い』
などと申すものが多々いたが、大きくなるにつれ
友達がいないことの虚しさを悟っていくのである。

かくいう私は友達のいない人間の代表である。
だから知人の話で「友達が飲食店の店長をしていて
はした金で、豪勢な料理を飲み食いさせてもらった」
などとぬかしておるのを聞いて、実にうらやましい、と思ったのである。

よくよく考えてほしい。
奴隷のごとき労働の対価として得た金をはたいて、
『自分へのご褒美日だ』などと嘯いて豪勢な料理を食っている自分の横で、
「おう、久しぶり。すまんけど金がないんだけど、何が食わしてくれんかね。」
などと言い、自分と同じ料理を貪り食った後に
平等院鳳凰堂の描かれた硬貨を数枚テーブルに置いて
「今これしかないから、これだけ置いていくよ。ありがとう」
などとほざいたに違いないと思うと
なんと憎たらしい、なんと羨ましいことであろうか、と思って当然でなのである。

彼は何故これ程の得をしたのか?
ということを考えると、それは友達が多いからに違いなく
私の周りにそれほどの施しをしてくれる人がいるのか?
と問われれば、『いない』としか答えられず
口惜しいことこの上ないのである。


私も負けじと数少ない友達のことを思い浮かべてみたが
やはり、河原の石に猫の絵を描いて売りさばいている者や
消息不明な者、物乞いをしている者、
などなど、ロクな奴がおらず、
いたとしても向こうが私のことを友人と認識していない始末で
結局私は損をする人生なんだ
と自暴自棄になって酒を飲んで奇声を発して寝た。

その晩友達が3人増える夢を見た。
| 三号 | 人生 | 00:26 | comments(0) | trackbacks(0) |
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