京都の異空間ロックバンド・ヘルミッショナルズがお送りする劇空間コラム。

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MINATOGAWA'66
「美ナート河のほとりで愛を叫ぶもの」

河が汚れ始めてから10年が経つ。
もともとはこの近辺に設立された
アメリカンクラッカーの工場から流れ出る汚水
が原因であると考えられていたが
5年前に工場が無くなってからも河は美しくはならない。

それどころか河はどんどん汚れていく。

その間にこの町の長老は二回変わった。
先代の長老がいつも言っていた
「河は住む人の心を映し出す」
が原因で町民は当時の300分の1に減った。
口は災いのもとである。

今の長老は汚染の理由を追求するために
パイロット養成学校の設立に必死だ。
町民に対しても「河は住む人の心を逆にする。」
と言って支持を得ている。

この美ナートが栄華を極めたのは1966年
パイロットを日本一輩出した年だ。

それ以降はガンマンと力士を1人づつ輩出しただけで
町としての存続が危ぶまれている。

我々は職業により差別されることを悪としている。
しかし皆、肩書きにこだわり
いつかこの町で最高の肩書きである長老の座
に就くことを目論んでいる。

そう考えるとこの美ナート河の汚染の原因について語った
先代の言葉が心に沁みてくる。

人々の心を清めなおすために今こそ立ち上がる時。
若者は少ない。今ならこんな俺にもチャンスがある。

そして町民から賛辞の言葉が寄せられる
「あなたは世界一やさしい人だ」
| 1号 | 映画 | 18:28 | comments(0) | - |
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