京都の異空間ロックバンド・ヘルミッショナルズがお送りする劇空間コラム。

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蒼き狼と白き牝人
2010年公開予定の映画「権ちゃん大魔王と7人の小人」
がついにクランクインした。

権ちゃん大魔王と7人の小人がダンス大会に挑む
青春アクションドキュメントを目指すが
今回の目玉は何と言っても
ワイヤーアクションによるダンスシーンである。
斬新な動きで見るもの全てを魅了する予定だ。

冒頭でダンス大会前日に権ちゃん大魔王が肩甲骨を骨折してしまう
というシーンが既に評論家の間でも好評を得ている。
今から楽しみにお待ちいただきたい。

撮影開始から一ヶ月が経ち
周りのスタッフとのコミュニケーションも円滑になってきたある日、
照明チーム曼荼羅組の皆さんと飲みに行った。
同世代が故に陥るキン肉マンシンドロームについて熱く盛り上がった。
本日のMVPはアシュラマンの青い顔である。
かなり打ち解けたところで照明監督のシグマさんが
幼少期の不思議な体験について話してくれた。

「僕は小さい頃に親に捨てられたことがあるんよ。でもすぐに狼に拾われて
ずっと狼に育てられて、それで狼と一緒に三年過ごしたんよ。」

…引いた。

「そのあと、元の親がやっぱり迎えに来たんやけども、狼が僕を放さなくて
結局、元の親と狼が戦って、それを仲裁した八百屋の熊沢さんに助けられて
それから三年は八百屋の熊沢さんに育てられたんよ。それからまたあの時の
戦いで父親は死んだんやけど右目を失った母親が迎えに来て、
結局、熊沢さんとお母さんが再婚してまた息子になれたんよ。」

ドン引きだ。

翌日、私はシグマさんを我が映画クルーから追放した。
理由はとにかく引いたからだ。
人間、引かされるのはゴメンだ。
引かされるぐらいなら引かした方がマシだ。

私は一日でシグマさんが嫌いになった。
一日で価値観が逆転することにも驚いたが
もっと驚いたのが曼荼羅組はシグマさんがいない方が
力を発揮しているという事実だった。
これは本当に驚きだったし、新鮮でもあった。

人を見極めるなんて大それたことは凡人として不可能に近い。
しかし、何かが原因で上手くいっていない人に
いいきっかけを与えることは凡人にも出来るんだと思った。

ありがとう、シグマさん!
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